成長フェーズのAI SaaS企業において、営業チーム全体が「商談実施」以外の周辺業務に多くの時間を取られ、本来注力すべき顧客対応・戦略立案にリソースを割けない状況が発生していた。
法人向けAI/SaaSプロダクトを提供する企業。営業5名体制で、月100件規模の新規商談を運営。リード受領から受注に至るまで複数回の商談を要する、典型的なエンタープライズ型営業プロセスを採用している。
商談ごとの議事録要約、顧客管理ツールへの登録、フォローアップメール作成、次アクション分解など、商談実施以外の周辺業務がチーム全体で月430時間を占有。営業チームが戦略立案や顧客関係構築に十分な時間を確保できていなかった。
リード発生から受注・継続フォローまでの主要工程を可視化。複数の登場人物(営業/決裁者/エンジニア/顧客)が関わる典型的なB2B営業プロセスを、BPMN記法で構造化した。
全タスクを「自動化/委託の可否」の3層構造で再分類。削れる工数を特定し、AI・仕組み化による代替設計を行った結果、チーム全体の月総工数を大幅に圧縮。
月約150時間(年間約230営業日相当)の解放は、戦略立案・顧客関係構築・新規事業開発など、より高いROIを生む活動への再投資を可能にした。
対話を通じて業務を構造化し、定量化し、改善設計まで一気通貫で支援。Sales Reproducer Framework に基づく独自のアプローチで進めた。
営業プロセスを「商談前/中/後」の時系列、「人がやるべき/補助化可/自動化可」の性質で2軸分解。BPMN記法を用い、属人化していた業務を共通言語に翻訳した。
各タスクの工数・頻度・コストを試算し、月間・年間の累計影響を算出。「削減ポテンシャルの大きい順」に優先順位を明示し、判断の根拠を経営者と共有した。
タスクごとに具体的な実装案(API連携/LLM要約/テンプレ化)と初期投資、削減効果、投資回収期間を明示。「何から手を付けるべきか」を経営判断できる状態に仕上げた。
自社の営業プロセスのどこに無駄が眠っているか、どこから手を付けるべきか。 Lienでは初回ヒアリングから業務の構造化まで、対話を通じて段階的に進めます。